野菜料理教室Green table 〜おいしい野菜と料理の空間〜

【レポート】9月のGreen table

今月のGreen tableのメインテーマは
≪いちじく≫でした。

イチジクの木は、昔よく、家の北側などに植えられていて、
毎年実をつけたのを食べていたという
方も多いようです。
いちじく2


最近は、レストランなどで、
出される頻度も高くなってきており、
(生ハム&いちじく おいしいですね)
見直されている食材です。
フランスなど海外の品種もみかけるように
なったり、ドライいちじくが人気があったりして、
バラエティが増えている果物です。

関東でお目にかかるのは、ほとんど
桝井ドーフィンという種類ですが、
関西などにいくと、日本いちじくといわれる
『蓬莱柿 ほうらいし』という品種が
多く見られます
特に、島根県の多岐町は蓬莱柿で
有名なところです。

ねっとりとした甘さでコクがあり、
私も大好きなのですが、とにかく輸送性が悪いので、
何度か送っていただいたことがありますが、
1箱の1/3くらいは届くころには傷んでいるほど、
デリケートないちじくです。

また、最近でてきているのが、
福岡の『とよみつひめ』
こちらは、蓬莱柿がかかっているといわれていますが、
輸送性がよく、糖度も高く(16度くらいあります)
美味しいいちじくです。

今回は3種食べ比べもいたしました。
いちじく3種食べ比べ

いちじくは、一度台風や大雨・風にあたると、
品質が一気に劣化してしまいます。
お天気次第で味と品質がガラッと変わる果物です。
旬の9月は、台風シーズン。
台風のあとは、品質が悪くなりやすいので、
購入するときは、注意してください。

Green tableでは、
前菜とメインでイチジクをお出ししました。

いちじくのイタリア風白和え&大麦のサラダ
前菜
白和えは、マスカルポーネ&豆腐で作ります。
上にのっているのは、小さくて分かりにくいですが、
ピンクのつるむらさきの花です。
つるむらさき花

大麦サラダに入っているのは、
秋田県のみずの実です。
そして、マリネには、今が旬の
すだちを使用しています。
みずの実アップみずの実 (生)

山菜のみずの実は、お盆のころになると、
このような実をつけます。
『山の首飾り』のようです。
茹でると、このようになります。
シャキシャキ、サクッとした食感。
みずの実茹で後

今回は、秋田県横手市で
『あきた野菜果物研究会』を主宰している
加藤さんにお願いして、送っていただきました。
このみずの実は、地元の方が山にはいって、
ひとつひとつ手でとったもの。
感謝していただきました。

家では、きゅうりと酢のものにしていただいてみました。
みずつるむらさき酢のもの
(上にのっているのが、茹でたつるむらさきの花)

ししとうときゅうりの冷たいスープ
ししとうときゅうりスープ

いろいろなピーマン類が増えていくなか、
影が薄くなりがちのししとう。
ししとう独特の香りや辛さ楽しんでいただこうと
思い、冷たいスープにしました。

イチジクのフライ 黒ごまソース
いちじくフライ

加熱するとイチジクは、味わいが変わります。
生より好きだという方もおられました。
桝井ドーフィンと、とよみつひめで作りました。

添えてあるのは、ベビーリーフと
もみじ3号という晩生種で、昔ながらの
吊り玉乾燥をしている貴重な玉ねぎスライス。

生でスライスすると違いがよくわかります。
たまねぎ吊り香川県の玉ねぎ吊り小屋内


デザートは、ながちゃんかぼちゃで作った、
かぼちゃタルト。
かぼちゃのタルト

ながちゃんかぼちゃは、岐阜県のすくなかぼちゃを
改良して作ったもので、ほくほくして美味しいかぼちゃ。
ながちゃん断面


私が子供のころからよく作ってもらっていた
簡単レシピで、卵、砂糖、生クリームだけで
練った生地で、かぼちゃ本来の味を楽しんで
もらいたい時に作る一品です。
棒状のクッキー生地を作り、それをタルト型に並べていき、
底は指でつぶして隙間を埋めていくという、
お子さんと一緒に作れる簡単なホームメイドな生地。
タルト生地

タルトの上にのっているのは、ナッツの蜂蜜漬けです。

その他にも、はぜとうもろこしから、
ポップコーンを皆さんと作ってみました。

9月GT素材
今月の素材から

今月のお料理は、美味しいスペインのCAVAと一緒にお出ししました。

来月は、さといもとチンゲン菜を中心にご紹介いたします。
  (10月8,9日)

投稿日時: 2009年09月16日 08:37